エクスドット
eX.
eX.(エクスドット)は、作曲家・川島素晴が「作曲家の音」及び「現代音楽ライヴ」とし開催してきた2つのシリーズを一本化し、
新たにブレインとして作曲家・山根明季子を迎えて2007年4月からスタートした新シリーズである。
実験性、体験性を重視した通常のライブに加え、experiment(実験)と称するレクチャーを併催し、多角的に掘り下げる。



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大井浩明ピアノリサイタル

大井浩明 / Hiroaki Ooi

フランス在住で国際的に活躍する
ピアニスト大井浩明。
クセナキスの協奏曲のCDが
大ヒットになるなど、
従来は現代音楽のスペシャリストとしての
活動が中心だったが、近年は
古典音楽の活動が増えている。
今回は、1920年代のシェーンベルクに
はじまり、クセナキス、シュトックハウゼン、
そして実験工房屈指の傑作である
《カリグラフィー》といった、
1961年に完成された作品と、
今世紀に書かれた新作を並べることで、
40年ごとの時間の流れを体現する。
http://www.tvumd.com/artists/artistprofile/ooiprof.htm
【大井浩明】公式ブログ




<live> 2007年8月23日(木)19:00開演 18:30開場
原宿アコスタディオ 

¥3000 (予約・前売り¥2500)*先着50名様 予約者優先入場制


シェーンベルク / 5つのピアノ曲 Op.23 (1920-23)
シェーンベルク[川島素晴編] / 黄金の仔牛の踊り(2007/初演)
山根明季子 / 懐疑モデル (2007/初演)
クセナキス / ヘルマ (1960-61)
***
川島素晴 / ピアノのためのポリエチュード
  I「ポリスマン」 II「トランポリン」(2001)
  III「ポリポリフォニー」(2007/初演)
佐藤慶次郎 / ピアノのためのカリグラフィー (1957/59/61)
シュトックハウゼン / ピアノ曲 X (1954/61)l





<experiment> 2007年8月19日(日)17:00〜19:00
STUDIO1619
(新桜台徒歩1分、江古田徒歩6分)
講師:松平敬

¥500
予約優先入場:先着20名


【シュトックハウゼン「ピアノ曲X」徹底解剖】


戦後のピアノ音楽の金字塔とも言うべき《ピアノ曲X》。
しかし日本では、十分に分析する機会が持たれてきたとは言えない。
7のセリー、7×7の全体構成、7種類の和音・クラスターの配置など、
7に固執した作曲方法を解き明かす。
5月に日本初演した《自然の持続時間》プレレクチャーでも
来場者を感嘆させたことが記憶に新しい、
松平敬氏によるアナリーゼ。
【松平敬】 公式ウェブサイト




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eX.6
ケージ「Solo for piano」完全上演
<live> 2007年10月16日(火)19:00  渋谷・公園通りクラシックス
<experiment> 2007年10月7日(日)17:00  STUDIO1610




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