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国立音楽大学の作曲学生を対象とした「ワークショップ」(担当:川島素晴)という授業では、
毎回、多彩なゲストを迎えて現代奏法や作曲についてレクチャーが行われている。
2011年度のゲストの一人として、現代音楽では欠かせない存在である辺見康孝氏を2度お招きした。
5月に行われた1回目に、現代奏法についてレクチャーを受け、
それを踏まえ、10月の2回目には学生が試作品を提供。
辺見氏による試演を経てアドヴァイスを受け、今回の演奏会に向け改作・完成させるという経過を辿った。
学生による新作7曲の初演に加え、講師の川島素晴による旧作も上演する。
この20分を超える大作「夢の構造 III」は、川島が大学4年生だったときの作品なので、
「学生時代の作品」という意味では同じ土俵となる。
それぞれに弦楽器の可能性を探求した8曲の作品を、
スペシャリストがリアリゼーションする究極の内容。
これを何と、入場無料 !! でお届けする破格の一夜。
第一人者が「戦う!!」姿を、くれぐれもお見逃し無く!
(川島素晴)
<当日配布したパンフレットpdf>
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